商品情報データベースと連動した店頭・展示会設置用プレゼンテーションシステムを開発
株式会社キャドセンター(以下:キャドセンター)と大日本印刷株式会社(以下:DNP)は、商品情報データベースと組み合わせた、新しい店頭・展示会設置用プレゼンテーションシステムを開発しました。
両社は、本年4月1日より、当プレゼンテーションシステムの販売、ならびに、当システムに搭載するコンテンツの企画・制作を開始します。
近年、新商品開発や、商品のリニューアル、販売中止などのサイクルが短くなっており、これにともない、販促用印刷物やwebサイトなどの更新作業も頻繁に行われるようになっています。更新作業の負荷軽減やミス防止のため、商品の画像や仕様などの情報をデータベース上で一元管理し、これをもとに、印刷物やwebサイトを制作するケースが増えています。
しかし、ショールーム、店頭、展示会場などに設置されるプレゼンテーションシステムは、こうした商品情報データベースと連動していないことが多く、ほとんどの場合、拠点ごと
の個別作業により、商品情報の変更を行っており、負荷の高い作業となっていました。また、プレゼンテーションシテム用のコンテンツは、多くの場合、会社案内や主要商品のみの平坦な紹介に留まっており、顧客が楽しみながら商品情報を閲覧できる、新しい操作性や表現技術を取り入れたプレゼンテーションシステムが求められていました。
【新プレゼンテーションシステムの概要】
・キャドセンターが開発したタッチ式ディスプレイ『NEXTRAX(TM)(ネクストラックス)』と、DNPが開発した商品データベースシステム『Image Pocket(R)(イメージポケット)』をネットワーク接続し、Image Pocket(R)上の最新の商品情報をネットワーク経由で利用できるようにしたものです。
・NEXTRAX(TM)は、複数の指の動きを同時に認識できることが特徴です。この機能を利用して、大画面上で複数の人が別のコンテンツを操作したり、複数の指を使い、画面上で「引き伸ばす」「持ち上げる」といった直感的な操作を行うことができます。
・Image Pocket(R)は、商品の仕様や画像、説明用の文章などを一元管理し、これをもとに、カタログやパンフレットなどの販促用印刷物やwebコンテンツなどを制作することにより、制作時の作業負荷軽減を目的としたシステムです。今回、Image Pocket(R)上の商品情報を、店頭などに設置したプレゼンテーションシステムでも利用できるようにしたことで、少ない作業負荷で、正確で豊富なプレゼンテーション用コンテンツを制作できるようになりました。
・Image Pocket(R)の商品画像をもとに、色や柄の変更を行ったり、商品を見る角度、光の当たり具合などを変更できる画像シミュレーションシステム『Tri-V Designer(トリヴデザイナー)』や、カタログやパンフレットなどの販促用印刷物をそのままの体裁で画面上に表現できる『Digital Page Media(デジタルページメディア)』など、DNPが開発した新しいコンテンツ表現技術を利用できるようにしました。
【主な用途】
○商品情報を充実させたバーチャルなショールームとして
Image Pocket(R)と連携させたことにより、展示会場やショールームに展示していない商品の情報を少ない作業負荷で提供することができます。また、Tri-V Designerを使うことにより、色や柄のバリエーションを表現できるため、限られたスペースの有効活用が可能となります。Tri-V Designerは、背景画像の合成や光の当たり具合も変更できるため、開発中の新商品などについても、臨場感をもって紹介することができます。
○新しい表現技術を駆使したコミュニケーションツールとして
タッチパネルを使った簡便な操作が可能であるため、企業の担当者と顧客が、当システムを一緒に利用し、よりコミュニケーションを深めることにより、高い販促効果が期待できます。
オフィスの什器・備品の配置、家屋の新築やリフォーム、ウェディングドレスや披露宴会場のセッティング、美容・メイクアップ、トラベルプランなど、さまざまな利途での活用が可能です。
○周年イベント用の情報端末として
企業が周年事業を行う際、商品情報のかわりに、企業史的な資料をImage Pocket(R)上に登録しておくことにより、周年イベント、会社説明会などでの利用も可能です。
【販売目標】
キャドセンターとDNPは、建材、住宅設備、照明、家具、室内装飾、衣料、自動車などのメーカーのほか、結婚式場、美容室や化粧品販売などの店舗、各種イベントや展示会での採用を働きかけ、2007年3月までに、3億円の売上を目指します。